ピコスポットとは?シミ取りレーザーのおすすめとダウンタイムを医師が解説 | 新宿の美容皮膚科フェルズクリニック|ほくろ・いぼ・シミ・肌トラブルを根本改善

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しみ・そばかす

2025.11.17

ピコスポットとは?シミ取りレーザーのおすすめとダウンタイムを医師が解説

年齢を重ねるにつれ気になってくるシミ。
「ファンデーションで隠しきれない」「気づいたら濃くなっていた」など、お悩みの声を多くいただきます。

近年ではレーザー技術の進歩により、シミを短期間で集中的に改善する治療が可能になりました。
中でも注目されているのが、ピコレーザーによる「ピコスポット治療」です。

この記事では、ピコスポットの特徴や他の治療との違い、施術の流れまで詳しく解説します。
東京・新宿の美容皮膚科 フェルズクリニック が導入しているキュテラ社製「エンライトンSR」によるピコスポット治療を中心に、「一度でシミを取りたい」と考える方に最適な治療法をご紹介します。

主な4種類のシミと原因

シミにはいくつかの種類があり、それぞれ原因や適した治療法が異なります。

主なシミの種類

  • 老人性色素斑:紫外線ダメージによる一般的なシミ
  • 肝斑:ホルモンバランスや摩擦が影響する薄いシミ
  • そばかす(雀卵斑):遺伝的要素が強く、若い年代から見られる
  • 炎症後色素沈着:ニキビや外傷の後に生じる

紫外線、加齢、ホルモン変動、生活習慣などが複合的に関係しており、
それぞれに応じた適切な治療方法を選ぶことが重要です。

シミ治療の方法と特徴を比較

シミ治療にはさまざまな方法がありますが、代表的なものとして「従来型レーザー(Qスイッチレーザー)」「ピコスポット(ピコ秒レーザー)」「IPL(光治療)」があります。それぞれ特徴や適応するシミの種類が異なるため、自分のシミの状態や希望に合わせた選択が大切です。ここでは、3つの治療法を比較しながら解説します。

従来型レーザー(Qスイッチレーザー)の特徴

従来型レーザーは、ナノ秒単位の短いパルスでメラニン色素を熱的に破壊する治療です。濃くて目立つシミや大きめの色素斑に対して有効で、1回の施術で改善が期待できることもあります。しかし、照射により周囲組織に熱ダメージがかかるため、赤みやかさぶたなどのダウンタイムがやや長めとなる場合があります。また、施術後は紫外線対策や保湿などのアフターケアが必要です。

ピコスポット(ピコ秒レーザー)の特徴

ピコスポットは、従来レーザーよりさらに短いピコ秒単位のパルスでメラニンを衝撃波的に粉砕する方式です。熱ダメージを抑えつつ、薄いシミやそばかす、細かく点在する色素にも対応しやすいのが特徴です。照射後の肌への負担が少なく、テープ保護が不要なケースも多いため、ダウンタイムを短くしたい方に適しています。ただし、濃く深いシミの場合は1回で十分な効果が得られないこともあり、症例や機器の条件によって施術回数が変わる場合があります。

IPL(光治療)の特徴

IPLはレーザーではなく、幅広い波長の光を照射してメラニンや毛細血管のトラブルを改善する治療です。薄いシミやそばかす、肌全体の色ムラを整えるのに向いており、肌のハリや美白効果も期待できます。照射によるダウンタイムは比較的短く、赤みが数時間~数日で落ち着くことが多いです。ただし、濃いシミや大きな色素斑には効果が出にくい場合があります。

ピコスポットとは?短い時間でメラニンを粉砕する治療法

ピコスポットとは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い照射時間でメラニンを微細に粉砕する最新のレーザー治療です。
従来のレーザーよりも熱の影響が少ないため、周囲の皮膚へのダメージを抑えつつ高い治療効果が得られます。
ピコスポットは少ない回数で効果を実感したい、短期間で集中的に治療したい人に適したレーザー治療です。

新宿フェルズクリニックでは、米国キュテラ社製「エンライトンSR」を導入しています。
この機器は、シミの原因であるメラニンをピンポイントで狙い、より均一に分解することができる高精度なピコレーザーです。

ピコスポットは短期間の治療に効果的

ピコスポットは、シミ部分を集中的に照射するスポット照射を行うため、
短期間での改善が期待できる治療法です。

主なメリットは以下の通りです。

🔹 1回の治療でも効果を実感しやすい

🔹 施術後のテープ保護が不要

🔹 肌全体のトーンアップ効果も期待できる

「できるだけ少ない回数でシミを取りたい」という方に向いています。
一方で、肝斑や炎症後色素沈着がある場合には、ピコトーニングやステラM22といった穏やかな治療を併用することをおすすめしています。

フェルズクリニックのシミ治療の強み

フェルズクリニックのピコスポット治療では、診察から施術、アフターケアまでをすべて医師が担当します。
経験豊富な医師が多数在籍し、年間を通じて多くのシミ治療を行っているため、
肌状態・シミの種類・色味に合わせて最適な出力と照射パターンを丁寧に調整いたします。

また、ピコスポット以外にも、ピコトーニング・ステラM22・美容点滴・内服処方など、
さまざまな美肌治療メニューを取り揃えています。
シミの除去だけでなく、肌全体の透明感や肌質改善までを総合的にサポートいたします。

施術の流れとアフターケア

施術の流れ

  • カウンセリング・診察
    肌の状態やシミの種類を医師が確認し、照射範囲や出力を決定します。
  • レーザー照射
    エンライトンSRを用い、シミの部分にピコレーザーを1ショットずつ丁寧に照射します。
    ※当院では麻酔クリームの使用は行っておりませんが、痛みはごく軽度であり、
     これまで痛みを理由に施術を断念された方はいらっしゃいません。
  • 施術後のケア
     1日2回、10日間外用薬の塗布を行っていただいております。

アフターケアについて

照射後のダウンタイムは1週間〜10日ほどの間、シミが一時的に濃く浮き上がるように見えることがあります。
これはレーザーによって砕かれたメラニンが表皮へと押し出される過程であり、
その後自然に剥がれ落ち、3〜6か月ほどかけて徐々に薄くなっていきます。

照射後は肌が敏感な状態になるため、紫外線対策と保湿ケアを徹底していただくことが大切です。
フェルズクリニックでは、施術後のスキンケア指導やホームケア用品のご提案も行っています。

よくある質問

Q. ピコスポットは1回でシミが取れますか?

A. 多くの方が1回の施術で変化を実感されますが、シミの濃さや深さによっては複数回の治療が必要な場合もあります。

Q. ダウンタイムはありますか?

A. 照射後1週間ほどはシミが濃くなり、かさぶたのように見えることがありますが、自然に剥がれ落ちていきます。メイクは翌日から可能です。

Q. 肝斑や薄いシミにもピコスポットは適していますか?

A. 肝斑の場合は刺激により悪化することがあるため、ピコトーニングやステラM22など穏やかな治療をおすすめしています。

Q. 痛みはありますか?

A. ゴムで軽く弾かれるような感覚がありますが、これまでに痛みが原因で治療を断念した方はいません。

まとめ|ピコスポットで自然な透明感を

ピコスポットは、一度の施術でシミをしっかり改善したい方に最適な治療法です。
フェルズクリニックでは、キュテラ社製エンライトンSRを使用し、
経験豊富な医師が患者さま一人ひとりの肌状態を見極めて最適な出力を設定します。

「短期間でシミを取りたい」「自然な肌トーンを取り戻したい」
そんな方は、ぜひフェルズクリニックへご相談ください。

お問い合わせ・ご予約は
こちらから
03-6274-8291 (受付時間 11:00-20:00)

テスト

小野 泰寛
この記事の監修者

理事長

小野 泰寛

2008年、東京医科大学卒業。大手総合病院の皮膚科勤務を経て、美容皮膚科医としてのキャリアをスタート。シミ・しわ・毛穴治療や医療脱毛をはじめ、幅広い美容施術を得意とし、患者一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングに定評がある。「美しさは自信につながる」を信条に、日々の診療に従事している。

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