2026.03.09
【肌悩み別】ブレッシングの薬剤比較|プルリアル・ジュベルック・リジュラン・PRPの違いとおすすめ
「肌のハリがなくなってきた」「毛穴の開きが気になる」「ニキビ跡がずっと治らない」
こうしたお悩みに「ブレッシング(BLESSING)」は有効な選択肢の一つ。
ブレッシングは独自の技術によって下記の3点が同時にできるのが特徴です。
| ① 針を刺す(マイクロニードリング効果) ② 高周波を流す(RFによる引き締め) ③ 薬剤を均一に肌へ注入する(各薬剤の効果) |
ブレッシングの効果を支える要素の一つが③で注入する「薬剤」。
しかし、いざ治療を受けようとすると、「ジュベルック」「PRP」「プルリアル」など、薬剤の種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、ブレッシングで使用される主要4薬剤について、医師の視点から4つの違いを徹底比較。ご自身の肌悩みに最適な薬剤を見つけるためのガイドとして、ぜひお役立てください。
ブレッシングの薬剤選び|結論
ブレッシングで使用する薬剤は、どれが優れているというものではなく、“今のお肌悩みに合っているか”で選ぶことが大切です。
| 小じわ、炎症後ダメージや肌修復を重視するなら「リジュラン」 毛穴・ハリ・自然な肌質改善を目指すなら「ジュベルック」 年齢による変化・肌の再生力を高めたいなら「PRP」 赤み・乾燥・敏感肌など肌コンディションを整えたいなら「プルリアル」 |
薬剤によって得意分野が異なるため、同じブレッシング治療でも仕上がりが変わる可能性があります。「自分にはどの薬剤が合う?」と迷った方へ肌状態や目的に合わせて、医師が最適な薬剤をご提案します。まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。
ブレッシング(BLESSING)とは|薬剤の漏れを抑えたニードルRF治療
ブレッシングは、傾斜したマイクロニードルと高周波(RF)エネルギーを組み合わせた肌治療機器です。ポテンツァの開発に関わったメンバーが新たに開発した機器で、従来のニードルRF治療の特長を引き継いでいます。針から直接薬剤を注入できる構造になったことで、漏れの少ない薬剤導入が期待できるようになりました。
ニードルRF治療の中には、ジュベルックやプルリアルなどの薬剤を併用し、治療効果の向上を目指すことがあります。従来機では、針の抜き差しによって生じる圧力を利用し、薬剤を押し込むように導入する方法が主流でした。一方、ブレッシングのニードルは「管腔構造」と呼ばれる設計が採用されており、針の内部が空洞になっています。この構造により、薬剤が針の先端から直接肌の内部へ届けられる仕組みに。さらに、傾斜したニードルが肌へ斜めに挿入されることで、浅い層への注入でも薬剤が外へ漏れにくく、留まりやすい点も特徴です。
▶ ブレッシングの仕組みや詳細については、過去の医師監修記事で詳しく解説しています。
ブレッシングの治療効果を支える「薬剤選び」
ブレッシング治療では、マイクロニードルと高周波(RF)による刺激に加え、注入する薬剤の特性が仕上がりの方向性に関わります。同じ機器を使用した場合でも、
| ・肌の土台を整えることを目的とするのか ・コラーゲン生成を促したいのか ・自己治癒力を活かした治療を目指すのか ・肌のハリやツヤを出したいのか ・毛穴やニキビの凹凸を減らしたいのか ・赤みを薄くしたいのか |
などのお悩みによって、選択される薬剤は異なります。
重要なのは「人気」ではなく、今の肌に必要な作用かどうかです。
現在の肌状態や改善したい悩みを踏まえて選択することが、満足度につながるポイント。
ここからは、当院でブレッシング治療に使用している代表的な4種類の薬剤について、それぞれの特徴を解説します。
リジュラン|肌修復と炎症ケアを重視したい方へ
リジュランとは|サーモンDNA由来PN薬剤
リジュランは、ポリヌクレオチド(PN)を主成分とする薬剤で、皮膚の修復環境を整える目的で使用されます。細胞レベルでの回復をサポートすると考えられており、ダメージを受けた肌のコンディション改善を目指します。炎症バランスの調整や組織修復への関与が報告されており、刺激に弱い肌にも選択されることがあります。
リジュランの期待できる効果
・炎症後の肌ダメージ改善サポート
・小じわやハリ低下の改善サポート
・肌のキメ・弾力感向上
・肌回復力のサポート
・乾燥改善
リジュランが向いている悩み
・ニキビ跡の赤みやダメージが残りやすい
・肌が薄く刺激に弱い
・エイジング初期の肌変化
・自然な肌質改善をしたい
リジュラン治療が向いているお肌イメージ

ジュベルック|毛穴・ニキビ跡・ハリ低下が気になる方向け
ジュベルックとは|韓国発のコラーゲンブースター
ジュベルックは、PDLLA(ポリ-D,L-乳酸)微粒子を含む薬剤。注入後、体内で少しずつ分解される過程で生体反応が起こり、線維芽細胞の働きを介してコラーゲン生成が促される可能性が示されています。このコラーゲンにより、肌にハリが出たり毛穴が目立ちにくくなったりすることが期待できるのです。
少しずつ分解されていくため、即時的な変化というより、時間をかけて肌の密度改善を目指す薬剤です。
ジュベルックの期待できる効果
・毛穴の目立ち改善
・小じわの軽減
・ニキビ跡(凹凸)の質感改善
・ハリ不足の改善サポート
ジュベルックが向いている悩み
・開き毛穴や凹凸が気になる
・肌のハリ低下を感じる
・ニキビ跡を改善したい
・長期的な肌質改善を目指したい
ジュベルック治療が向いているお肌イメージ

高濃度PRP|自分由来の再生力を活かしたい方に
高濃度PRPとは|自身の血液に含まれる成長因子を含んだ薬剤
PRP(多血小板血漿)は、患者様ご自身の血液から作製する再生医療的アプローチの一つ。血小板に含まれる成長因子が、組織修復や炎症調整に関与すると考えられています。外部から成分を補うのではなく、自身の回復力を活かす点が特徴の薬剤です。
高濃度PRPの期待できる効果
・肌の再生環境サポート(毛穴やニキビ跡含む)
・小じわ改善補助
・ハリ感の向上
高濃度PRPが向いている悩み
・自然な変化を重視したい
・異物反応を避けたい
・年齢による肌変化が気になる
・肌の回復力低下を感じる
PRP治療が向いているお肌イメージ

プルリアルデンシファイ|肌環境を整えたい方に
プルリアルデンシファイとは|細胞に働きかけて肌の修復を促進する薬剤
プルリアルデンシファイは、ポリヌクレオチド(PN)を主成分とし、非架橋ヒアルロン酸とマンニトールといった抗炎症成分を組み合わせた注入薬剤です。肌のコンディションを整える目的で使用されることがあります。肌に不足しているものを補うと言うよりも、肌本来の持つ機能を補強することに焦点が当てられているイメージです。
ポリヌクレオチドはDNA由来の成分で、皮膚の修復過程に関わる働きが報告されており、炎症を抑えながら肌環境をサポートすると考えられています。
プルリアルデンシファイの期待できる効果
・乾燥や肌荒れなどのコンディション改善
・キメ・ツヤ感の向上
・赤みが出やすい肌の安定
・ハリ感のサポート
プルリアルデンシファイが向いている悩み
・敏感肌や赤みが気になる
・肌疲れやくすみ感
・まずは肌質を整えたい
・他施術前の土台づくり
プルリアルデンシファイ治療が向いているお肌イメージ

ブレッシング4つの薬剤比較表
4つの薬剤の特徴を簡単にまとめると、次のような違いがあります。
| 薬剤名 | 主な成分 | 主な効果 | 費用感 (新宿エリアの目安) |
| リジュラン | ポリヌクレオチド(PN) | 肌の修復環境を整えるサポート、ハリ・小じわの改善補助、炎症後ダメージのケア | 約9万〜12万円 |
| ジュベルック | PDLLA(ポリ-D,L-乳酸) | コラーゲン生成を促す作用が報告されており、毛穴の目立ち・ニキビ跡・ハリ不足の改善サポート | 約7万〜12万円 |
| 高濃度PRP | 多血小板血漿(自身の血液由来) | 成長因子による肌の再生環境サポート、小じわやハリ感の改善補助 | 約10万〜13万円 |
| プルリアル デンシファイ | ポリヌクレオチド(PN) 非架橋ヒアルロン酸 マンニトール | 肌コンディションの改善、赤み・乾燥のケア、キメ・ツヤ感の向上サポート | 約11万〜14万円 |
仕上がりイメージの症例
※以下は薬剤の変化イメージをお伝えする参考症例です。
※ポテンツァで同薬剤を使用した症例。
※ブレッシングとポテンツァはどちらもニードルRF治療ですが、針構造・薬剤導入方式・出力設定などが異なるため、同一の経過や結果を保証するものではありません。
※効果の現れ方、必要回数、ダウンタイムには個人差があります。


まとめ|ブレッシングは「薬剤選び」で仕上がりの方向性が変わる
ブレッシング治療では、マイクロニードルと高周波(RF)による刺激に加え、使用する薬剤の特性によって治療の目的や仕上がりの方向性が変わります。それぞれの薬剤には得意とする作用があり、どれか一つが優れているというよりも、現在の肌状態や改善したいお悩みに合っているかどうかが重要です。
今回ご紹介した4つの薬剤の特徴をまとめると次のようになります。
| リジュラン → 肌修復や炎症後のダメージケアを重視したい方 ジュベルック → 毛穴・ニキビ跡・ハリ不足など肌密度の改善を目指したい方 PRP → 自身の血液由来成分を用いた自然な肌再生を重視したい方 プルリアル → 赤み・乾燥・敏感肌など肌環境を整えたい方 |
同じブレッシング治療でも、薬剤の選択によってアプローチの方向性は変わります。
そのため、
・現在の肌状態
・改善したい悩み
・ダウンタイムや治療回数の希望
などを踏まえ、医師と相談しながら薬剤を選択することが大切です。当院では、肌状態を診察したうえで、患者様のお悩みに合わせたブレッシング治療をご提案しています。
「自分にはどの薬剤が合うのか分からない」という方も、お気軽にカウンセリングでご相談ください。
フェルズクリニックはGoogle口コミ348件、評価4.8(2026年3月時点)を記録。在籍する医師やカウンセラーが薬剤選びをサポートします。
よくある質問(FAQ)

Q1. ブレッシングの薬剤はどれが一番おすすめですか?
A.
薬剤ごとに得意とする作用が異なるため、一概にどれが最も良いとは言えません。
毛穴やニキビ跡、肌のハリ不足など、現在のお悩みに合わせて選択することが重要です。
Q2. ブレッシングとポテンツァの違いは何ですか?
A.
どちらもニードルRF治療ですが、ブレッシングは針の内部が空洞になった管腔構造を採用しており、針の先端から薬剤を届ける設計になっています。管腔構造により、薬剤が肌内部へ届きやすい点が特徴です。
Q3. ジュベルックとリジュランはどう違いますか?
A.
ジュベルックはコラーゲン生成を促す作用が期待される薬剤で、毛穴やニキビ跡などに用いられることがあります。リジュランはポリヌクレオチド(PN)を主成分とし、肌の修復環境を整える目的で使用される薬剤です。
Q4. PRPは安全ですか?
A.
PRPは患者様ご自身の血液から作製する薬剤で、外的成分を使用しない点が特徴です。ただしすべての医療行為と同様に、リスクや副作用の可能性があるため、事前に医師の説明を受けることが重要です。
Q5. ダウンタイムはありますか?
A.
施術後は赤みや腫れ、軽い内出血などが生じる場合があります。多くの場合は数日〜1週間程度で落ち着くことが多いとされていますが、個人差があります。詳しくはこちらの記事で解説しているのでご覧ください。
Q6. 敏感肌でもブレッシングは受けられますか?
A.
敏感肌の方でも施術が可能な場合がありますが、肌状態によっては治療内容を調整する必要があります。診察のうえで医師が判断します。
Q7. 薬剤は途中で変更できますか?
A.
当院では原則変更できません。事情がある場合は臨機応変に対応いたしますので診察にてご相談ください。
Q8. ブレッシングは何回くらい受けると効果がありますか?
A.
多くの場合、1回でも肌質の変化を感じる方はいますが、毛穴やニキビ跡の改善を目的とする場合は3〜5回程度の治療を提案されることが一般的で、症状によっては10回行うケースも少なくありません。
※治療回数は肌状態や使用する薬剤によって異なります。
こちらから
03-6274-8291
(受付時間 11:00-20:00)
岩手医科大学医学部卒業後、総合病院にて内科・外科・皮膚科・形成外科など幅広い診療科を経験し、美容皮膚科医としてのキャリアをスタート。大手美容皮膚科・美容外科で研鑽を積み、ゴリラクリニック新宿本院院長および診療部長を歴任したのち、2021年にFellez Clinicを設立。温厚な人柄と丁寧なカウンセリングに定評がある。「美しさは心の幸せにつながる」を信条に、日々の診療に従事している。























