クマ取り治療の施術別料金・費用相場！種類やおすすめクリニックも紹介

クマ取り治療の費用相場は、以下のとおりです。

【施術別】クマ取り治療の費用まとめ一覧表

施術の種類	費用
再生治療	¥5,000〜¥330,000（税込）
脂肪注入	¥140,000〜440,000（税込）
ヒアルロン酸注射	¥8,000〜¥60,000（税込）
光治療	¥16,000〜¥22,000（税込）
レーザー治療	¥9,000〜¥110,000（税込）
脱脂（経結膜脱脂法）	¥80,000〜¥380,000（税込）
切らないクマ取り	¥80,000〜¥280,000（税込）
ハムラ法	¥330.000〜¥530,000（税込）

クマ取りしたいなと思ったときに手軽に¥10,000以下から施術できる治療もあれば、¥100,000近くが最低ラインとなる治療もあります。

クマ取りの治療の費用で迷っている人は、どの治療を受けたら自分の悩みが解決できるかを確認し、費用の目安を見てみてください。

 自分のクマのタイプを確認してみる

クリニック名	水の森美容クリニック	TCB東京中央美容外科	品川スキンクリニック
おすすめポイント	技術力が高い◎ アフターケアも	Web予約で割引◎ 全国の院数が多い	注射治療が安い◎ 施術の種類が多い
クマ取り治療おすすめメニュー	ハムラ法 ¥394,900（税込）	切らないクマ取り ¥83,600（税込） ↓Webクーポン利用↓ ¥53,600（税込）	再生注射 ¥5,500（税込）
全国の院数	5院	102院	23院
公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

クマ取りの施術別（注射・光・レーザー・脱脂・ハムラ法）の料金相場表

クマ取り治療の費用比較一覧表

	再生注射	脂肪注入	ヒアルロン酸注射	光治療	レーザー治療	目の下のたるみ取り・ クマ取り脱脂（経結膜脱脂法）	切らないクマ取り	脂肪再配置術 ハムラ法
水の森美容クリニック	－	－	¥61,600	－	－	¥214,500	－	¥394,900
TCB東京中央美容外科	¥9,800	¥308,200	¥19,200	－	¥9,800	¥83,600	¥83,600	ー
品川スキンクリニック	¥5,500	－	¥8,790	¥16,980	¥16,880	¥108,900	－	ー
湘南美容クリニック	¥260,000	¥148,500	¥39,180	－	¥11,000	－	¥113,000	¥334,070
聖心美容クリニック	¥319,000	¥330,000	¥60,500	－	¥33,000	¥385,000	ー	¥528,000
東京美容外科	¥77,000	¥440,000	¥38,500	－	－	¥220,000	¥275,000	¥440,000
TAクリニック	－	¥312,500	¥26,400	¥19,800	¥22,000	¥198,000	－	¥770,000
ガーデンクリニック	¥330,000	¥440,000	¥55,000	¥22,000	¥110,000	¥330,000	－	ー
平均	¥166,883.33	¥329,866.67	¥38,646.25	¥19,593.33	¥33,780.00	¥235,714.29	¥157,200	¥493,394
費用相場	¥170,000	¥330,000	¥40,000	¥20,000	¥34,000	¥240,000	¥160,000	¥500,000

クマ取りの注射の料金相場

※気になる治療名をタップすると切り替わります

クマ取りの費用は、それぞれの治療方法により大きく異なります。

そのため自分がどのような治療法でクマ取りの施術を受けたいのか、自分のクマにはどの施術があっているのかを確認して、費用の目安を確認するようにしてくださいね。

クマ取りの注射による治療の費用相場は17万〜33万円

クマ取りの注射治療ではそれぞれの注射ごとに費用相場が異なり、以下のようになっています。

クマ取り再生注射の費用相場は¥170,000（税込）

クマ取り再生注射の費用相場は¥170,000（税込）です。

再生注射の施術では、有効性因子（再生因子・デオキシコール酸など）を肌に注入することで、コラーゲンの生成を促し、肌の再生治療をおこないます。

クマ取り脂肪注入の費用相場は¥330,000（税込）

脂肪注入によるクマ取りの費用相場は、¥330,000（税込）です。

脂肪注入は、目の下がくぼんでいる人に向いている施術ですが、TCB東京中央美容外科ではしこりができるリスクもあるとして、本当に必要な人にしか施術していません。

この施術では、目の下のたるみや、お腹、太ももなどさまざまな部位から脂肪を採取し、目の下に注入する手法が一般的です。

たとえばガーデンクリニックでは、気になる部位から10cc程度の脂肪を取り出し、くぼみに注入する方法をとっています。

お腹や太ももなどのご自身が気になる箇所から10㏄程度の脂肪を吸引し、採取した脂肪をシワやたるみ、目の下のクマなどの溝・くぼみに注入してエイジングケアを図る処置です。

引用：ガーデンクリニック

皮膚の張りや弾力を取り戻しやすく、脂肪の注入を微調整できる点も魅力といえるでしょう。

クマ取りヒアルロン酸注射の費用相場は¥40,000（税込）

ヒアルロン酸注入では、目の下のくぼみの骨上の部分に3～4回に分けて細かくヒアルロン酸を注入します。

これにより目の下のたるみとくぼみをつなぐラインを滑らかにし、影になっていた黒クマが解消する仕組みです。

なおヒアルロン酸注入は、注入方法を誤ると施術前よりも老けてみえるリスクがあるため、きちんと自分に合った施術かを判断してくれる医師のもとで施術することをおすすめします。

クマ取りの光・レーザーによる治療の費用相場は2万円〜3万4千円

クマ取り治療の、光・レーザーによる施術費用相場は¥20,000〜¥30,000（税込）です。

クマ取り光治療の費用相場は¥20,000（税込）

光治療では、色素沈着が原因で起きる茶クマに対して、最適化された光が反応することで改善をもたらします。

たとえば聖心美容クリニックのCellecV（セレックV）は様々な肌トラブルを改善するIPL光治療マシンで、シミ・くすみ・酒さ（赤ら顔）・毛穴などに効果があります。

色素沈着に対して光が反応して発生した熱が刺激を与え、コラーゲンの生成が活性化されるので肌にハリやキメをもたらす効果が期待できるでしょう。

クマ取りレーザー治療の費用相場は¥34,000（税込）

ピコレーザーは、肌への負担やダウンタイムを最小限に抑えられます。

高密度のレーザーを照射することで衝撃波により表皮内に空洞を作り、線維芽細胞が刺激され、コラーゲン増殖が活発化され皮膚細胞の再生力が活性化することで肌質改善を図る治療です。

皮膚表面にダメージがほぼないため、ダウンタイムがほとんどありません。

フラクショナルレーザーは痛くて断念したという人も、ピコレーザーであればある程度痛みが軽減できます。

クマ取りの皮膚切除や脱脂による治療の費用相場は18万〜24万円

クマ取りの皮膚切除や脱脂による治療の費用相場は、¥180,000〜¥240,000（税込）です。

クマ取りの皮膚切除・脱脂の費用相場は¥240,000（税込）

目の下のたるみ取り（皮膚切除・脱脂）は、目の下のたるみ部分の脂肪や皮膚を取り除き、スッキリとした目元を目指す施術です。

目元のたるみが多くなると年齢を感じさせてしまい、シワができやすく老けた印象や疲れた印象を持たれてしまいます。

そのためたるみの原因となっている皮膚や余分な脂肪を丁寧に取り除きます。

切らないクマ取りの費用相場は¥180,000（税込）

目の下にクマ・たるみ（ふくらみ）があると、下まぶたに影になってしまったり、目元にハリがなくなったりして老けて見えたり、疲れた印象を与えてしまいます。

切らないクマ取り治療では、15分程度の施術でとるべき脂肪をしっかり見極めて除去してもらえるため、短時間で済ませたい人にもおすすめです。

また糸の縫合がないことや通院の必要もないことは、切らないクマ取り治療のメリットです。

粘膜は回復力が強いため糸の縫合はせず、通院の必要もありません

引用：TCB東京中央美容外科

クマ取りのハムラ法による治療の費用相場は50万円

クマ取りのハムラ法による治療の費用相場は、¥500,000（税込）

ハムラ法は、クマ・たるみ・ふくらみの原因となっている脂肪を移動させることで、凹凸のない状態に整える施術です。

ハムラ法とは、たるみ（ふくらみ）の原因となる脂肪をくぼみへ移動させ、目の下をフラットな状態に整える治療法です。

引用：水の森美容クリニック

大体1ヶ月〜3ヶ月ほどで完成となるため、ダウンタイムはやや長めです。

広告とは違うメニューでクマ取りした人の費用に関する口コミ評判【費用が高くなった例】

カウンセリングに行ったところ、広告や安いメニューとは異なる施術を勧められて、断りきれずにそのまま施術したという口コミを見たことがある人もいるでしょう。

このような口コミは本当なのか、実際に広告とは違うメニューでクマ取りした人の口コミ評判をまとめました。

こんなはずじゃなかったのに…と後悔しないように、実際の口コミ評判を役立ててください。

【例1】脱脂法のみ行うつもりだったが、麻酔代がプラスでかかった

クリニックのホームページで調べた脱脂法を行おうと思いカウンセリングに行ったとしても、料金に麻酔代が含まれておらず追加で費用が発生し、思っていたより高額になることがあります。

施術によってはWeb上に掲載されていたり、広告で宣伝されている料金やキャンペーンは適応できない場合がありますので、しっかり確認する必要があります。

以下、TCB東京中央美容外科の場合を例として見てみましょう。

施術代として笑気麻酔代が追加になる場合の例

クリニック名	TCB東京中央美容外科
切らない目の下のクマ取り 目の下のたるみ取り（ふくらみ）取り　 スタンダード　両目	¥83,600～
局所麻酔	施術料金に含まれる
笑気麻酔	¥2,750

TCB東京中央美容外科のように、局所麻酔だけが料金に含まれているクリニックもあります。

そしてより痛みに弱い人向けに別途用意されている麻酔もつけた場合、料金が高くなることがあるのです。

麻酔代がどのくらいかかり、最終的にいくらになるのかは、カウンセリングでしっかり確認してください。

カウンセリング時に高額な費用になった場合、自分にそれらの麻酔やオプションが必要か不要かを判断し、断るようにしたいですね。

【例2】予定していた施術の見積もりが3倍以上になった

 目の下の脱脂のみをしました。HPの金額の3倍以上(オプションなどをつけると青天井です)

https://g.co/kgs/arydNq

ホームページの金額に追加して、オプションなどをつけることになる場合があります。

また、目の下の脱脂のみをおこなう場合でも、クリニックによってはその脱脂にさまざまな種類があるケースも存在します。

例として、脱脂だけだと凹凸が出る可能性があるため脂肪注入も同時におこなう、といった場合です。

ガーデンクリニックの例で見てみましょう。

見積もりが公式サイトの倍以上になる場合の例

クリニック名	ガーデンクリニック
下瞼脱脂法	¥330,000（税込） モニター：¥165,000（税込）
クマ治療コンプリート法 （脂肪注入＋脱脂）	¥770,000（税込） モニター：¥385,000（税込）

脱脂法だけの施術なら¥330,000（税込）でも、目の下に凹凸ができると判断された場合、脂肪注入と脱脂を同時におこなう「クマ治療コンプリート法」を提案されることがあります。

その場合、料金は公式サイトの脱脂法とは異なり、倍以上の料金での見積もりとなるのです。

ガーデンクリニックではモニター料金があるため、条件があえば通常の費用より安く施術できます。

もし高いプランを勧められて見積もりが公式サイトの倍以上になったとしても、モニター料金やキャンペーンで安く施術できるのであれば、お得になることもあります。

【例3】LINEクーポンが適用されなかった

 LINEのクーポン利用で、大きく広告が出ていた9800円のクマ取り再生注射をしたいと思って行ったのに、こちらの希望の施術も聞かずに「予算はいくらですか？」

LINEのクーポン内でできると思っていたので予算うんぬんなんて考えてなかったと言うと、脱脂の話をグイグイしてきた。

https://g.co/kgs/Pq3vcJ

LINEクーポンの広告が使えると思ってカウンセリングに行くと、自分にはその施術が自分の悩みとは合わなかったという場合があります。

クリニック側は、患者さんの悩みだけ優先して不適切な施術をしてしまうとトラブルにつながるため、その人の悩みに適した施術をおすすめしてくれます。

そのためLINEクーポン適用外の施術を勧められることもあるのです。

しかし、注射の治療で¥10,000ほどの費用で済むと思っていたのに、脱脂法で¥300,000かかりますと伝えられたら驚いてしまいますよね。

クマ取り治療にはさまざまな種類があり、自分の悩みに適した施術を受けることが大切です。

そのためカウンセリングに行く前に自分で施術を決めずに目星をつける程度にしておき、カウンセリングで自分に合った施術を提案してもらうことが大切です。

クマの種類はおもに3つ｜特徴や適した治療法もセットで理解

クマ取り治療の費用の目安を把握するために、まずは自分のクマがどの種類なのか、ある程度確認しておくことをおすすめします。

クマがあると疲れて見えたり、「眠れてる？」と心配されたりすることがあります。

クマ取りをすると目元が若返って見えやすくなるため、悩みを解消するためにも、まずは自分のクマの種類と特徴を確認してみてください。

クマの種類と特徴

種類	画像	特徴	原因	治療法
青クマ		目の下のクマを引っ張ると クマが薄くなる	寝不足や目の疲れなどによる 　血行不良 目元の血流が滞っている	再生注射 ヒアルロン酸注入
茶クマ		目の下をひっぱっても 消えない	目をこするなどの摩擦からの 　色素沈着 または小さなシミの集合など	レーザー治療 光治療
黒クマ		天井を向くと クマが消える	加齢による皮膚のたるみ 目の下のくぼみが 　影になって見える	目の下のたるみ取り 　(皮膚切除) 脱脂（経結膜脱脂法） 切らないクマ取り ハムラ法

青クマと茶クマは、自宅でのセルフケアでも少し改善する可能性がありますが、黒クマはセルフケアでの改善がほぼ見込めません。

加齢によりさらに悪化する可能性もあるため、気になる人は美容クリニックにてたるみ取りの治療を受けることをおすすめします。

青クマ・たるみの特徴

種類	画像	特徴	原因	治療法
青クマ		目の下のクマを引っ張ると クマが薄くなる	寝不足や目の疲れなどによる 血行不良 目元の血流が滞っている	再生注射 ヒアルロン酸注入

青クマは、寝不足や目の疲れなどによる血行不良によって起こります。

目元の血流が滞っていることで毛細血管が薄く透けてしまい、目の下が暗い色に見えるのです。

目元の血行不良のため、毛細血管が薄く見える状態になっているのが原因です。

引用：品川スキンクリニック

青クマは目の下の皮膚が薄い人にできやすいと言われています。

目元の皮膚はとても薄くデリケートなので、ストレスや長時間のパソコン使用、寝不足などによって血流が滞ると青クマとなって現れます。

美容クリニックでは、再生注射やヒアルロン酸注入により治療をおこないます。

茶クマ・たるみの特徴

種類	画像	特徴	原因	治療法
茶クマ		目の下をひっぱっても 消えない	目をこするなどの 　摩擦からの色素沈着 または小さなシミの集合など	レーザー治療 光治療

茶クマは目をこするなどの摩擦などの色素沈着が原因で起こります。

小さなシミの集合なども挙げられ、メイクや日焼けなどによって色素沈着が起こることがあります。

茶クマは紫外線やアイメイク、手で擦るなどの外部刺激により目元の皮膚がダメージを受けることで、メラニンが蓄積してできていきます。

引用：品川スキンクリニック

目の周りへの刺激を続けることで悪化する可能性があるため、毎日のスキンケアやメイク時にも注意しなくてはなりません。

メラニンの蓄積という点ではシミと同じであるため、UVケアや保湿も欠かせません。

若いうちは気にならなくても、歳を重ねるごとに気になってくる点も特徴です。

美容クリニックでは、レーザー治療や光治療などがおこなわれます。

黒クマ・たるみの特徴

種類	画像	特徴	原因	治療法
黒クマ		天井を向くとクマが消える	加齢による皮膚のたるみ 目の下のくぼみが 　影になって見える	目の下のたるみ取り 　(皮膚切除) 脱脂（経結膜脱脂法） 切らないクマ取り ハムラ法

黒クマは、加齢による皮膚のたるみや骨格が原因で、目の下のくぼみが影になって見えるのが特徴です。

皮膚自体が黒くなっているのではなく影によって黒く見えるので、目の下にあるふくらみ・くぼみによる凹凸がなくなれば改善します。

引用：品川スキンクリニック

 加齢により目の周りの皮膚や筋肉が衰え、脂肪が押し出されることで膨らみができている状態です。

加齢とともに頬の脂肪が下に垂れてボリュームが少なくなると、黒クマが目立ちやすくなることがあります。

自宅でのマッサージやケアではほとんど改善できない症状のため、美容クリニックでの治療が望ましいでしょう。

美容クリニックでは、目の下のたるみ取り・脱脂・ハムラ法などの治療がおこなわれます。

クマ取り治療の注意点は？デメリット・リスクを把握しよう

クマ取り治療には種類がたくさんあり、自分に合った治療を受ければクマの悩みが解決できるメリットがありますが、同時にデメリットもあります。

デメリットやリスクも把握したうえで、クマ取り治療を受けるかを判断したいですね。

どの治療を受けてもダウンタイムが1〜2週間ある

クマ取りの治療のなかで最も手軽と思われやすいヒアルロン酸の注入でさえ、ダウンタイムは3日〜2週間ほどあります。

脱脂やハムラ法によるクマ取りの治療の場合、費用面だけでなくダウンタイムも長めになることを覚えておきましょう。

一番ダウンタイムが短いと思われる治療は、施術後1日〜3日、もしくは1週間程度が目安となるピコトーニングや光治療です。

以下にダウンタイムの目安をまとめましたので、参考にしてみてください。

【治療の種類別】クマ取り治療のダウンタイム

施術の種類	施術の種類
再生治療	施術後2日～2週間程度
脂肪注入	1週間〜10日程度 ※内出血があれば2週間程度
ヒアルロン酸注射	施術後3日〜2週間程度
光治療	施術後1日〜1週間程度
レーザー治療	施術後1日〜3日間程度 ※ピコトーニング
脱脂（経結膜脱脂法）	施術後1日〜2週間程度
切らないクマ取り	施術後1日〜2週間程度
ハムラ法	1ヶ月〜3ヶ月程度

ハムラ法はとくにダウンタイムが長く、1ヶ月〜3ヶ月程度かかります。

脂肪を移動させる施術のため、目の下のクマ・たるみが重度の場合でも治療でき、凹凸ができにくいというメリットがあります。

もしカウンセリングでハムラ法を勧められた場合には、ハムラ法のデメリットやメリット、不安な点などを質問し、後悔がないようにしましょう。

自分に合った施術を受けないと効果を実感できない

クマ取りの治療は種類が多いぶん、どの施術を受ければよいのか判断しにくいこともあるでしょう。

実際に自分に合った治療を受けなくては、効果を実感できない可能性があります。

たとえば目の下だけでなく、さらにその下の頬の皮下脂肪（メーラーファット）が下垂してしまっている場合は、脱脂法だけでは治療が十分でなく、効果がでないことも。

また血行不良の青クマや色素沈着による茶クマは脱脂法では改善できないため、注射や光・レーザーなどほかの治療を検討する必要があります。

このようにクマの悩み別に適切な施術が異なるため、まずはクリニックのカウンセリングに行き、おすすめの施術を提案してもらうことが大切です。

なおカウンセリングについては無料で実施しているクリニックが多いため、自分のクマのタイプはどれで、どの施術が向いているのかを診てもらうことをおすすめします。

目の下に凸凹やくぼみが生じることがある

脂肪に取りムラがあると、目の下の皮膚に凸凹やくぼみが生じることがあります。

目の下の脂肪が気になるのでできるだけとってほしいと思うかもしれませんが、取れば取るほどよいわけではなく、かえってクマが目立ってしまうことがあるのです。

脂肪を取りすぎると目の下が凹んでしまうのは、大体想像がつきますよね。

眼窩脂肪をどれくらい取るかによって仕上がりに違いが出てくるため、症例写真を確認して実績豊富で技術力がある医師を選ぶことが大切です。

小じわやたるみが増えることがある

クマ取りで脂肪を取ると、小じわやたるみが増えることがあります。

これは脂肪を除去したことでハリや弾力が失われることで、細かいシワが出やすくなるためです。

この場合には脂肪注入などを併用したり、別の治療法を検討するなどの対策が必要です。

クリニックのカウンセリングでこうしたリスクの説明もしっかり受けたうえで、後悔しないように治療法を選択しましょう。

クマ取り治療の費用が安いクリニックの選び方｜失敗しないためのポイント

クマ取りを受けるクリニックのなかでも費用が安いクリニックを選ぶ際には、以下のポイントで選ぶのがおすすめです。

費用が安い点だけに注目して選んでしまうと、実績がなく思っていた仕上がりと違う結果になったり、凹凸が出てしまったりする可能性があります。

失敗したり後悔したりしないように、クマ取りを受けるクリニックを選ぶ目安にしてみてください。

クマ取り治療で実績が豊富な医師が在籍しているか

クマ取り治療の実績が豊富な医師が在籍したクリニックを探すためには、クリニックの公式サイトやGooglmapの口コミ、SNS（InstagramやXなど）の症例写真を参照するのがおすすめです。

実績豊富な医師は症例数が多く、その腕前が支持されています。

症例写真で施術のビフォー・アフターを確認できますので、きちんと確認してくださいね。

クマ取りの症例数が多いのは？

クリニック名	クマ取りの症例数
SBC湘南美容クリニック	97,796件 ※2023年9月末時点
TBC東京中央美容外科	41,209件 ※2022年9月時点

カウンセリングが丁寧か

カウンセリングが丁寧かどうかは、クマ取りをする際に非常に大切なポイントです。

なぜなら、クマの種類によって様々なクマ取りの施術があり、適切な治療を受けなくては効果が実感できないからです。

自分が希望する施術を「はいはい」と受け入れてくれるクリニックがいいように思われやすいのですが、実際には自分に合った施術でない場合に、「それはできない」と断ってくれるクリニックのほうがおすすめです。

患者さんが後悔しないように、失敗しないように適した施術を提案してくれるクリニックかを見極めるためにも、カウンセリングでいかに質問や不安な点に対してフォローしてもらえるかを確認しましょう。

クマ取り治療の選択肢が多いか

クマには青クマ・茶クマ・黒クマがあり、それぞれのクマに合った治療を受ける必要があるため、治療の選択肢が多いクリニックをおすすめします。

なぜなら、カウンセリングの前に考えていた施術が自分には合っていない場合があるためです。

また脱脂法と脂肪注入など、もともとの施術に別の施術を追加することによって、より効果を発揮できる場合があります。

そのため治療の選択肢が多いクリニックを選べば、理想的な治療を受けやすくなるでしょう。

クマ取り治療でおすすめのクリニック｜クマ取り治療の種類が多いのは？

クリニック名	クマ取りの治療
TBC東京中央美容外科	再生注射 脂肪注入 ヒアルロン酸注射 レーザー治療 脱脂 切らないクマ取り
聖心美容クリニック	再生注射 脂肪注入 ヒアルロン酸注射 レーザー治療 脱脂 ハムラ法
SBC湘南美容クリニック	再生注射 脂肪注入 ヒアルロン酸注射 レーザー治療 切らないクマ取り ハムラ法
東京美容外科	再生注射 脂肪注入 ヒアルロン酸注射 脱脂 切らないクマ取り ハムラ法
ガーデンクリニック	再生注射 脂肪注入 ヒアルロン酸注射 光治療 レーザー治療 脱脂
TAクリニック	脂肪注入 ヒアルロン酸注射 光治療 レーザー治療 脱脂 ハムラ法
品川スキンクリニック	再生注射 ヒアルロン酸注射 光治療 レーザー治療 脱脂
水の森美容クリニック	ヒアルロン酸注射 ハムラ法

アフターケアや保証が充実しているか

アフターケアや保証が充実しているクリニックを選ぶと、術後に不安なことがあっても頼りになります。

電話相談や術後検診など、クリニックによってさまざまなアフターケアがあります。

とくにダウンタイムが長引きやすい施術を受ける場合には、不安な点があったときに対応してもらえるクリニックだと助かります。

相談できる窓口や検診があったり、アフターケアや保証が充実していたりするクリニックを選びましょう。

クマ取り治療でおすすめのクリニック｜アフターケアは？

クリニック名	アフターケア
品川スキンクリニック	安心保証制度
ガーデンクリニック	年中無休の相談窓口
水の森美容クリニック	検診は何度でも無料
聖心美容クリニック	24時間緊急サポート 保証制度 術後の検診は無料
SBC湘南美容クリニック	安心保証制度
東京美容外科	術後安心保証 アフターケア体制
TBC東京中央美容外科	TBCカスタマーサポート
TAクリニック	TAC安心保証制度

クマ取り治療の流れ

クマ取りの施術の流れを確認しておき、カウンセリングから施術までスムーズに終えられるようにしておきましょう。

なおクリニックによって流れが異なるケースが多いため、あくまでも目安としてください。

カウンセリング予約を入れる

電話・メール・LINE・公式サイトなどから予約フォームに従ってカウンセリング予約を入れます。

悩みの内容や希望の施術、カウンセリング希望日を選択できるようになっているフォームが多いため、フォームに沿って入力しましょう。

気になることは電話であれば予め相談するか、メールなどで記述欄があれば書いておくと、安心できます。

カウンセリングと施術日の予約

カウンセリング当日は、受付をして、問診票の必要事項を記入します。

医師とカウンセリングを受け、悩みや不安を相談しましょう。

クリニックのなかには、カウンセラーや看護師が在籍しているクリニックもあります。

施術の説明やメリット・デメリット、分からない点はしっかりと確認することがとても大切です。

たとえば、以下のような点を質問しておくとよいでしょう。

目元の状態やふくらみ具合を診察してもらい、適切な施術方法を提案してもらいます。

施術は当日にできる場合もありますが、後日になる場合は施術日の予約をします。

当日にできる場合は、そのまま施術をする準備をします。

もし施術や提案に納得できない場合は、一旦検討したいと伝えてじっくりと検討するようにしましょう。

この時点で施術をすると決めた場合、その場で会計をおこなうクリニックもあります。

予約日に施術を受ける

施術の予約日当日（もしくはカウンセリング当日）は、洗顔をしてから施術に入ります。

メイク等は落とす必要があるため、時間を短縮するためにもスッピンでクリニックに行くことをおすすめします。

クリニックによって異なりますが、施術前・施術後の写真撮影をおこなうこともあるでしょう。

クマ取りの治療にかかる時間は施術により異なり、15分〜2時間程度かかります。

必要であれば麻酔をしてから施術をおこなうため、契約の内容と一致しているか確認してくださいね。

アフターケアとダウンタイム

施術が終わったら、ダウンタイムを短くするためのアフターケアをしてくれるクリニックもあります。

痛み止めなどの処方薬が必要な場合は説明を受けます。

術後はしばらく別室で安静に過ごし、気分が悪いなどの症状があった場合は、無理せずに相談しましょう。

ダウンタイム中には、目元を必要以上に触らないように注意が必要です。

当日からシャワーが可能としているクリニックもありますが、入浴は翌日以降にしましょう。

腫れや内出血は1週間ほど続くことがありますので、余裕を持たせたスケジュールを組んでおくことをおすすめします。

必要であれば、術後の経過確認の検診が受けられるクリニックもあるため、不安な人はチェックしておくとよいでしょう。

術後の窓口や検診、保証などはクリニックによって異なりますが、心配なことがあるときにはすぐに医師に相談してくださいね。

クマ取りに関するよくある質問

クマ取りを検討している人からの、よくある質問をまとめました。
クマ取りをするときに不安なことをできるだけ少なくして、後悔のないように施術を受けたいですね。

クマ取りをしたらたるみは解消できますか？

クマ取りをするとクマは解消しますが、皮膚のたるみは悪化してしまうことがあります。

皮膚のたるみはふくらみがなくなることで悪化する場合があるため、軽度のたるみには炭酸ガスフラクショナルレーザーをしたり、目の下のたるみが強い場合は皮膚のリフトアップをしたりします。

切開式の下眼瞼たるみ取りをしたほうが効果が高い場合もあり、クマの状態やたるみの状態により適した施術が異なるため、まずはクリニックのカウンセリングで相談してみましょう。

脱脂によるクマ取りの痛みはどれくらいですか？

クマ取りには様々な施術がありますが、総じて痛みが軽い施術です。

脱脂では、脱脂時の目下裏切開、脂肪注入、皮膚切除のポイントで痛みを感じやすいです。

多くのクリニックが施術時の痛みに配慮しており、局所麻酔や静脈麻酔をしたうえで治療をおこないます。

眠っている間に施術できる麻酔を提供しているクリニックもありますが、麻酔代として別途料金がかかるケースが多いため注意しましょう。

痛みが心配な人は、カウンセリング時に医師に相談してみてください。

経結膜脱脂法によるクマ取りの傷跡は目立ちますか？

まぶたの裏側の粘膜部分を切開するため、皮膚に傷跡ができません。

経結膜脱脂法は下まぶたの裏側を数ミリ切開し、眼窩脂肪を取り出す施術です。

切開の範囲が狭く傷の治りが比較的早いため、傷跡が分かりにくく日常生活でも気にせずに過ごせるでしょう。

クマ取りで麻酔は使いますか？

クマ取りでの麻酔は、基本的には局所麻酔を使います。

局所麻酔は、点眼麻酔・浸潤麻酔・ブロック麻酔・チュメセント麻酔があります。

オプションの別料金で、笑気麻酔や静脈麻酔を併用することもあります。

笑気麻酔は局所麻酔の注射の痛みを感じにくくするための補助麻酔で、静脈麻酔は局所麻酔の前に眠るお薬を点滴し、眠ってから局所麻酔や手術をおこないます。

手術の痛みが心配なときには事前に医師に相談してみてください。

下眼瞼脱脂の施術後にクマが再発することはありますか？

下眼瞼脱脂の効果は半永久的だと言われていますが、稀に再発する人もいます。

残った脂肪細胞が加齢によりむくみ、脂肪細胞の容量が増加することでたるみやクマが目立ち始める可能性があります。

脂肪細胞自体を除去するため、再度脂肪によって目の下がふくらむということはほとんどありません。ただし、加齢によって再発する可能性があります。

引用：TCB東京中央美容外科

またクマの原因として、脂肪だけでなく茶クマ・青クマなどが残っていると、たるみやクマが目立つこともあるでしょう。

再発しない他の方法としては、下眼瞼脱脂ではなく下まぶたのシワを除く「下眼瞼除皺術」や「ハムラ法」を選ぶ方法があります。

10代・20代でもクマ取りはしてもいいですか？

10代・20代でクマに悩んでいて、判断がつかない場合は一度カウンセリングを受けてみましょう。

スマートフォンやPC等による眼精疲労・コンタクトレンズの使い方・メイク落としなどで負担がかかっている場合には、クマが目立つ可能性があります。

生まれつき眼窩脂肪が多いことでクマやたるみが発生するケースもあるため、年齢に関係なく施術をお受けいただけます。

引用：TCB東京中央美容外科

年齢に関わらず生まれつき脂肪が多い場合にもたるみやクマが起きやすいため、まずはカウンセリングで相談してみることをおすすめします。

クマを消したいときは美容整形するしかないですか？

自分でクマを消したい場合、根本的な解決にはなりませんが、少しでも薄くするためにできることはあります。

クマを薄くするためのセルフケア

クマの種類	セルフケアのやり方
青クマ	血行を促進させるマッサージ 目を温める 目を酷使しすぎない
茶クマ	ビタミンC誘導体などを含む 医薬部外品の化粧品を使用 内服薬に頼る 保湿 UV対策
黒クマ	眼輪筋トレーニング

血行を促進させたり、保湿やUVケアをしっかりおこなったりと、クマの種類に合ったセルフケアがあります。

ただし先述のとおり根本的な解決にはならないことが多く、セルフケアでは改善する見込みが少ないでしょう。

とくに黒クマについては脂肪などが原因となるため自力での改善がとても難しく、しっかり悩みを解消したいなら、美容クリニックでの治療がおすすめです。